マーケティング担当が退職したSaaS企業が、1年でホームページ経由リード数を5倍にした支援実績

会社名:株式会社ミロクリエ
サービス名:ミロクルカルテ
業界・業種:設備保全システム(SaaS)
依頼前に抱えていた課題
- マーケティングに従事する社員の退職
- 自社ホームページ経由のリードが月2件ほどしかない
- SEO・広告・展示会など幅広いマーケティング知見を持ち、実行できる人員がいない
トビラマーケティングが支援した業務
- マーケティング責任者として社内に入る
- 実務範囲:マーケティング戦略立案から実行までカバー。ホームページリニューアル・広告運用・導入事例作成など幅広く対応。制作会社・営業代行会社とのやりとりも実施
- 費用の目安:月額30万円~
支援結果
- 自社ホームページ経由のリード獲得数5倍以上
- 月あたり契約獲得ペース2倍
- 指名検索数・メルマガ経由の流入数増加
- 契約獲得ペース1.5倍に増加

主に製造業保全部向けSaaS『ミロクルカルテ』を販売している株式会社ミロクリエ。猟銃製造や工作機械事業を手掛けるミロクグループの新たな一員として設立され、現場の方々の業務を円滑に進めるためのシステムを開発・販売しています。
トビラマーケティングでは、2024年12月頃から関わりを持たせていただき、5月頃からマーケティング責任者として本格的な支援をさせていただいております。支援当初は月2件ほどだった自社ホームページ経由のリードが、1年経った今では10件以上にまで成長しています。1年半以上支援を継続させていただき、かなりいい成果につなげられました。
今回はミロクルカルテがどのようにWeb集客を伸ばしたのか、その全貌を解説していきたいと思います。またこの記事は、「マーケティング担当者が辞めてしまった」「展示会以外の集客をつくりたい」とお考えのBtoB企業の経営者・営業責任者の方に向けて書いています。参考になれば幸いです。
展示会集客の限界とWeb集客の可能性
『ミロクルカルテ』のターゲットとなるのは、主に従業員数80名以上の製造業。製造業の方は展示会で情報収集する機会も多く、展示会を主力の集客源として活用されていました。展示会は一定の集客が見込まれる一方で、以下のような課題も露呈します。
- 毎回の出展料がかかる
- 人的リソースがかなり割かれる
- 展示会で認知してもらってから契約までのハードルが高い
もちろん展示会でしか出会えないお客さんもいるので、展示会への出展は継続しますが、一方で限界も感じられていました。
そこで展示会以外の集客方法を検討される中で、Webからの集客を強化したいということでトビラマーケティングにご相談をいただきました。ただWebからの集客を強化したいという方針は決まっていたものの、具体的に何をやるかは決まっていない状態でした。そのためトビラマーケティングはマーケティング戦略立案から、具体的な施策の実行まで、幅広い支援をすることを決め、支援をスタートしました。
マーケティングがうまくいく前提条件:プロダクトが優秀
この後具体的にどんなマーケティング施策を実行したかを解説しますが、その前にマーケティング施策がうまくいった前提条件をお伝えします。それは『ミロクルカルテ』というプロダクトが優秀だったから。当たり前のことかもしれませんが、今回本当に実感したのでここで伝えさせていただきます。
- 現場で本当に定着して使いこめるUI・UXの素晴らしさ
- ユーザーの規模に関係なく、定期的に顧客の声を拾い上げ頻繁にアップデートを実施
- AIを活用した新機能を定期的にリリース
- ベンダーロックインをしない、長期契約の縛りをしない等、顧客のためを思ったサービス設計
- 無駄な人件費や広告宣伝費などコスト削減を徹底しているからこそ、他社よりリーズナブルな価格設定を実現している
何より社員さん達と接する中で感じるのは「保全部という地味で目立たないけど重要な人たちをサポートしたい」という想いでした。その想いがプロダクトにも反映されていたので、私としても支援のしがいがありました。
マーケティング支援をする中では「自社の製品はこんなところがいいですよ」というメッセージを打ち出します。そのとき本音でメッセージを伝えられるかどうかは、プロダクトのよさが関わってきます。そしてその本気度は、お客さんにも伝わります。
この後ホームページリニューアルや広告運用などの施策を紹介しますが、それもすべて優秀なプロダクトがあったからうまくいったと思っています。この前提条件があることを、はじめにお伝えさせていただきます。
ただマーケティング支援をしていると、プロダクトの良さは、作っている本人ほど言語化できていないことが多いと感じています。支援の最初の数ヶ月で私がやるのは、その強みを顧客の言葉に翻訳する作業です。「自社のプロダクトのいいところがわからない」という方も、遠慮なくご相談ください。
トビラマーケティングが実践した9つのマーケティング施策
ここからはトビラマーケティングがミロクルカルテに対して実施して、うまくいった9つの施策を紹介します。それぞれ可能な範囲で詳しく書いていきますので、ぜひ参考にしてください。
施策のタイムラインは以下の通りです。
| 支援時期 | 実施したこと | この時点の状態 |
| 1~3カ月目 | ・顧客・競合リサーチ ・商談同席 ・展示会接客 ・導入事例作成 ・メルマガ運用スタート | 土台作りがメイン 導入事例・メルマガなど取り組める施策はスタートさせる |
| 4~6カ月目 | ・バリュープロポジション確立 ・ホームページリニューアル ・展示会改善 | ホームページリニューアルによって、徐々にリードが増え始める |
| 7~12カ月目 | ・LP制作+広告運用 ・営業資料刷新 ・ナーチャリング体制見直し | リード獲得月10件以上になる |
| 13カ月目以降 | ・note運用 ・LLMO対策 ・YouTube運用サポート | 今後も安定したリード・契約獲得体制の確立 |
※本格的な支援を開始した2025年5月を1か月目としています
施策1.顧客の解像度を上げる
トビラマーケティングがマーケティング支援を依頼された際、真っ先にするのが顧客解像度を上げることです。顧客解像度が低ければ、適切な施策は提案できません。トビラマーケティングの場合、この顧客解像度を上げる施策を他社より徹底してやっています。
- クライアントからヒアリングする
- 商談の場に同席する
- 商談の録画を何度も見る
- 展示会の接客を担当して、顧客と直接話をする
- ペルソナ・カスタマージャーニーマップを作ってクライアントと共通認識を作る
顧客解像度を上げるためには、WebやAIでの検索では限界があります。展示会の場に出させてもらうなどして、直接顧客と話すことで、見えてくることがたくさんあります。今後の施策を考えるためにも、まずは顧客解像度を上げることを徹底しました。
施策2.バリュープロポジションを明確化する
顧客解像度を上げる作業と並行して、競合他社のリサーチも実施しています。こちらもWebやAIで検索することはもちろん
- 営業の場で出た競合の話をクライアントから共有してもらう
- 展示会のブースや接客の雰囲気を観察する
このようにWeb上に出てこない情報を収集し、競合他社に対する解像度を上げていきます。そして顧客と競合他社の解像度が上がれば、必然的に3C分析が進んでいきます。
- 顧客が求めているもの
- 競合他社が提供できないもの
- 自社が提供できるもの
いわゆるバリュープロポジションを明確にする作業をしていきます。バリュープロポジションが明確になれば「ホームページでどんなメッセージを打ち出すか」「どんなコンテンツを作っていくか」「顧客にどのようにメッセージ・コンテンツを届けるか」といったことが自然と決まってきます。
施策1と施策2に関しては、現場で集めた情報をもとにクライアントと何度もセッションを繰り返し、数カ月を経てようやくまとまりました。最初に時間はかかりますが、後のことを考えると必ず必要な業務だと思います。
施策3.ホームページリニューアル
施策1・2を踏まえたうえで、ホームページリニューアルに取り組みました。私が関わった当初は「自社のプロダクトはこんなことができますよ」という自社が主語になっていましたが、それを「御社のこんな課題が解決できますよ」という顧客が主語の訴求に変更しています。デザイン自体はとてもよかったので、その部分は残しつつメッセージ・構成・訴求内容を変えていきました。
ちなみにホームページリニューアルは、1年間で2回実施することになります。市場の状況や顧客のニーズはどんどん変わっていきますし、自社のプロダクトもどんどん進化して顧客に提供できることが増えていきます。そのためホームページは一度作って終わりではなく、定期的に見直していくのがいいと思います。
フルリニューアルとなると時間・お金ともにかかりますので、少しずつ更新するプチリニューアルを繰り返すイメージですね。商談や展示会で話すメッセージの整理にもなりますので、ホームページの定期的な見直しはすべきだと思います。
施策4.導入事例の作成
BtoB企業のホームページにおいてキラーコンテンツとなるのが導入事例です。導入事例に関してはB2Bバイヤーの42%が「導入事例・顧客成功事例が最も影響力のあるコンテンツ形式」と回答(※)するなど、その重要度を示す調査が多数おこなわれています。
私が関わった当初、ミロクルカルテのホームページには導入事例がありませんでした。そのため私から「導入事例を作るために、どう声かけをすればいいか」「導入事例を作ることの重要性」などをお伝えさせていただき、定期的に導入事例を作成していきます。
ミロクルカルテの導入事例:https://miroclkarte.mirocl.net/casestudy/
作成した導入事例は営業資料などにも使わせていただき、営業の際の説得力アップにも活用していただいています。定期的な導入事例を作成したことで、プロダクトの信用度が徐々に向上していきます。
※出典:50 B2B Buying Stats(2026 Edition)/66 must-know stats about B2B buying
施策5.LP制作&リスティング広告運用
これは制作会社から提案があった施策なのですが、やってよかった施策です。それは競合他社との比較を表にまとめたLPを制作して、リスティング広告を運用するというもの。自社のプロダクトに自信があるからこそ、競合他社との違いを明確にしたLPを制作した施策がうまくいきました。
LP制作後のリスティング広告運用は、トビラマーケティングで担当しています。予算もあまりないのでガッツリ見ているわけではありませんが
- 予算・CVなどの定期チェック
- アセットの見直し
- 除外キーワードの登録
などをコツコツやっています。AIの力も借りながら運用していくことで、数字も徐々によくなっていきました。広告運用の専門家ではないですが、ある程度できるトビラマーケティングだからこそ、幅広い施策に対応できているかなと思います。
施策6.展示会ブース・接客の見直し
ミロクルカルテからの依頼はWeb集客の強化でしたが、リード獲得源として展示会は依然重要な立ち位置にあります。トビラマーケティングではWebのことだけでなく「どうすればクライアントの売上がもっと上がるか」を考えるため、展示会のブースや接客の見直しも重要だと考え提案させていただきました。
展示会は1小間・2小間で出展することが多いので、ポスターやパラペット部分に顧客の悩み・自社の強み・導入実績などを訴求し、顧客の目を引きます。

またポスターもさまざまな切り口で訴求をすることで、通行人が何か1つでも引っかかって足を止めてくれるような工夫をしました。

また展示会では担当者の役割分担を実施し、できるだけ熱量の高い顧客をミロクルカルテ担当者が接客できるよう工夫しました。
- 声かけ・顧客振分け担当(当日だけお手伝いしてくれる方)
- 情報収集が中心で、設備保全システムがどんなものか知りたかった方の担当(伊藤)
- 設備保全システムの導入を具体的に検討を始めている方の担当(ミロクルカルテ担当者)
このような役割分担を実施することで、商談の質を上げていきます。結果として導入を検討している熱量の高い顧客をミロクルカルテ担当者が接客でき、時間的にも効率のいい展示会を実現しました。
施策7.メルマガの運用
既存リードに対するメルマガ運用も、支援開始後にスタートさせました。
- 導入事例
- 新機能の紹介
- 毎月のアップデート紹介
- 展示会の案内
- 記事コンテンツの紹介
など週1~2回ほどのペースでメルマガを配信しています。メルマガから直接お問い合わせになったというケースはありませんが、展示会でお会いした際に比較検討中や既存顧客から「メルマガ読んでるよ」と声をかけられるケースが増えています。
1つ1つのコンテンツを細かく読んでいなくとも「ミロクルカルテはちゃんとアップデートし続けているプロダクトだ」という認識を持ってくれているようです。この認知を獲得するだけでも、メルマガを運用している効果は絶大だと思います。
施策8.営業資料の刷新
ここまで色々な施策をやっていると「どんな言葉が顧客に響くのか」「顧客が知りたい情報は何か」ということが徐々にわかってきました。その情報をもとに、営業資料の見直しにも着手しました。
- 顧客の悩みを解決できるメッセージ
- 導入事例
- 競合他社との違い
などをまとめ営業資料を刷新しています。トビラマーケティングは「リードを獲得するだけでなく、契約までつなげるサポートをしてこそマーケティング支援」だと考えています。だからこそ営業資料の刷新なども、積極的に提案させていただいています。
施策9.ナーチャリング体制の見直し
クライアントさんから「展示会で獲得した名刺に対して電話をかけても、ほとんど契約につながらない」という話を聞いて、ナーチャリング体制の見直しにも取りかかりました。BtoBは検討期間が長く、特にSaaSの場合社内で導入の機運が高まらないとそもそも検討が始まらないことが多いです。
- 商談の温度感で今後フォローが必要か見極める
- フォローが必要な顧客には定期的にフォローの電話を入れる。フォローの電話はガツガツセールスするのではなく、いわゆる御用聞きのようなスタイル
私の知り合いの営業会社に御用聞きが得意な会社があったので、その会社を紹介しナーチャリング体制を作りなおしました。結果としてリソース的にも無理のない営業体制ができ、契約も順調に増えています。
今後見直しが必要な施策
ここまでうまくいった施策を解説しましたが、中にはうまくいかなかった施策もあるので簡単に紹介させていただきます。
- 比較サイトへの掲載
- セミナー
- YouTube運用
比較サイトについてはリードの質が悪く、現状の体制では追いきれないという判断でかなり縮小をしています。セミナーとYouTubeについてはまだまだ改善ができそうなので、今後要検討かなと考えています。
1年以上支援していると、うまくいく施策もあればうまくいかなかった施策もあります。ただうまくいかなかったからといって落ち込むのではなく、なぜうまくいかなかったかを分析して次につなげることが重要です。
トビラマーケティング支援の成果
ここまでトビラマーケティングが実施した施策について、解説させていただきました。紹介したような様々な施策を積み重ねた結果、自社ホームページ経由の獲得リード数は、前年対比5倍以上という成果を出すことができました。
また検索流入数、直接流入数も増やすことができ、トビラマーケティングとしても手ごたえを感じています。それぞれの成果について、詳しく見ていきたいと思います。
自社ホームページ経由の獲得リード数前年対比5倍以上
私が主に担当したホームページからのリード獲得ですが、成果として前年対比5倍以上という結果を出すことができました。しかし「この施策が効いたから一気にリード獲得が増えた」という手ごたえはありません。自社ホームページ経由のリードは熱量が高く、契約につながる可能性も高いです。その点も踏まえて、大きく貢献できたと感じています。
1つ1つの施策を積み重ねた結果、この数字にたどり着いたのだと思います。イメージとしては1.2を9回かけ合わせると5になるのですが、そのイメージが近いですね。1つ1つの施策を積み重ねて、結果として大きな成果を得ることにつながったのだと振り返っています。
特にBtoB企業のマーケティングの場合、関わる人が多く意思決定プロセスも長いです。そのため1つの施策に絞るのではなく、様々な施策を積み重ねその結果として売上が上がっていきます。ミロクルカルテの支援を通じて、それを実感させていただきました。
月あたり契約獲得ペース2倍
リード獲得数に応じて、月あたりの契約獲得ペースも2倍になりました。BtoB企業の場合、リード獲得から契約まで半年から1年以上かかることもよくあります。リード獲得数が増え始めたのは数カ月前からなので、今後より契約獲得が増えることが見込まれます。
極端な話「展示会で積極的に声をかけてリード数を増やしましょう」のようにリード数だけを増やす施策であれば、打ち手はたくさん考えられます。しかしむやみにリード数を増やしても営業・マーケティングコストがかさんで、費用対効果が合わないことがほとんどです。
トビラマーケティングは予算・人員が少ない中小企業様の支援が多いので、コストに対する考えがシビアです。そのため「契約につながる可能性が高いリードを増やす」という意識を徹底して、マーケティング施策の考案・実行をさせていただきます。
検索流入数が前年対比1.5倍
リード獲得・契約は最終的な成果なのですが、その手前の成果として個人的に手ごたえを感じたのが、検索流入数が前年対比1.5倍になったという成果です。この検索流入の大部分はミロクルカルテという指名検索です。つまり1年間で指名検索数を1.5倍にすることに成功しました。
指名検索数を増やすためにはプロダクトの認知度をコツコツ上げ、プロダクトに価値を感じてもらう必要があります。展示会の施策も含め、指名検索数が増えたことは、リード獲得数増加にも直結していると考えています。
直接流入数が前年対比1.2倍
またサイトへの直接流入数も、前年対比1.2倍になりました。ミロクルカルテの場合、直接流入の多くを占めるのがメルマガです。「資料はダウンロードしたけど、会社としてまだ動けない」そんな方に対してもメルマガをコツコツ配信し、定期的に読んでいただいているのがこの数字からもうかがえます。
この直接流入数増加は、前述の指名検索数増加にもつながっています。
- 様々な場所でミロクルカルテを目にする
- ミロクルカルテの価値を感じてもらう
- 資料ダウンロードやお問い合わせにつながる
- すぐに契約できなくてもファンになってもらえる
このサイクルをうまく確立できた結果、最終的にはリード獲得数5倍以上・月当たり契約獲得数2倍という成果につながったと考えています。
トビラマーケティングの支援で成果が出やすい会社
トビラマーケティングはミロクルカルテの支援で、成果を出すことができました。しかし当然のことながら、私1人の力ではありません。ミロクルカルテの社員の方々は非常に協力的でしたし、プロダクトも優れたものです。
またトビラマーケティングでは、これまでうまく成果につなげられず契約が終了になってしまったクライアント様もいらっしゃいます。ここではなぜミロクルカルテの支援がうまくいったのかを踏まえて、トビラマーケティングの支援で結果の出やすい会社を紹介していきます。
プロダクトが進化し続けている
マーケティングがうまくいく前提条件のところでも記述させていただきましたが、優秀なプロダクトがなければ、マーケティングで成果を出すことは難しいです。ミロクルカルテは少人数ですが、非常に優秀なエンジニアを抱えています。AIの進化によって、プロダクトもどんどん進化している様子を見させてもらいました。
ミロクルカルテのプレスリリースをご覧いただければわかりますが、今年に入ってから月1回ほどのペースで新機能をリリースしています。どれも競合他社がまだ手をつけていない優れた機能で、お客様からも好評をいただいています。
プロダクトが進化し続けるということは、顧客に対してさまざまなメッセージが発信できます。「ミロクルカルテって定期的にアップデートしているよね」この印象を持ってもらうことが、指名検索数やメルマガの開封数に数字として表れ、最終的な成果につながったと考えています。
顧客・競合情報の共有+解像度の高さ
ミロクルカルテさんとは、週1回定例MTGをさせていただいています。その場では今後の方針やマーケティング施策についても話すのですが、主に顧客や競合の情報をシェアしてもらう時間を作っています。
- 顧客がミロクルカルテを選んだ理由
- どのコンテンツに反応してくれたか
- 競合と競り合っているとき、競合はどんな訴求をしてきているか
このような表に出てこない一次情報をシェアしてもらったことで、私も含めたチームの顧客・競合の解像度がどんどん上がっていきました。こうした情報をシェアしてもらえると、次の打ち手が非常に考えやすくなります。顧客や競合の情報は日々更新されていくので、それを定期的にシェアしてもらえている環境は、本当にありがたいなと思っています。
Web・マーケティングに関して高いレベルで会話ができる
ミロクルカルテの担当の方は、本業がエンジニアですが、Web・マーケティングの知識も豊富です。そのうえでミロクルカルテの方針を考えられているので、私の意見に対しても非常に納得感のある回答をしていただけます。また最近だと「ChatGPT広告ってどう?」「Claudeでこんなツール作ってみませんか?」といった会話を日常的にしています。
これまで多くの企業のマーケティング支援をしてきましたが、失敗するパターンの1つにこちらに対して丸投げされるというものがあります。信頼して任せていただけることはとても嬉しいのですが、顧客や競合の濃い情報を持っているのはクライアントです。一次情報をマーケティングに活用できるよう共有していただけると、マーケティングの成功率が一気に高まると感じています。
「Webやマーケティングのことはわからないからすべて任せる」ではなく「トビラマーケティングの力を借りながら、Webやマーケティングのことを一緒に考える」このような当事者意識を持っていただけると、とてもいい協力関係が築けるというのが経験からわかってきました。
ミロクルカルテとは、このようなとてもいい協力関係が築けているので、結果として数字にもつながったと思います。
ミロクリエ様からのコメント
今回この記事を公開するにあたり、ミロクリエ様からトビラマーケティングにコメントをいただきました。クライアントからこのようなコメントをいただけて、マーケター冥利に
Q.社員退職後、採用ではなくトビラマーケティングへの業務委託を選んだ理由を教えてください
社員として採用する場合、雇用リスクがあるだけでなく、「その人が市場の変化に適応し続けられるか」が入社してみないと分からず、大きなギャンブルになってしまいます。
業務委託という形であれば、まず目の前の課題に適応してもらえるかを見極め、その後の市場の変化にもついてきてもらえるのであれば継続をお願いできる。万が一ついてこられなかった場合には、契約ごと柔軟に見直すことができる。この柔軟性を持てることが、業務委託という形態を選んだ率直な理由です。
Q.トビラマーケティングへの依頼前どんな不安がありましたか
大きく分けて2つの不安がありました。
1つ目は、私たちの領域のマーケティングに「正解」がないことへの不安です。設備保全システムは確立された市場ではなく、これから大きくなっていく領域です。パッケージソフトや従来のサブスクリプションで通用してきた決まった型のマーケティング手法がそのまま通用しません。
特にコロナ禍以降はデジタル化が急速に進み、お客様側もクラウドサービスの本質に気づき始め、市場の変化が非常に激しくなっています。そうした中で、旧来型のマーケティング手法をそのまま提案されてしまうのではないか、市場の変化に合わせてやり方を変えながらついてきてもらえるのだろうか、という不安がありました。
2つ目は、変化への適応能力が依頼前には見えないことへの不安です。最初は勢いよく取り組んでいただいて一時的に成果が出たとしても、その後の顧客や市場の変化にどれだけ適応し続けてもらえるのか、その先が見えないという不安がありました。
Q.トビラマーケティングと一緒に仕事をしていいところを教えてください
一言で言えば「適応能力の非常に高いところ」です。
私たちはタスク(作業単位)ではなく、役割(ミッション単位)で仕事をお願いしています。伊藤さんは、抽象的な役割や実現したい世界観をお話ししたときに、できる・できないの判断や過去のやり方の押し付けではなく、現状における最新の手段と解決策を提示して壁打ちの相手になってくれます。
実際、支援の前半と現在とでは、求められるマーケティングの中身が大きく変わりました。前半はミロクルカルテをはじめとする設備保全システム自体の認知がなかったため、身近な困りごとに対する分かりやすい課題解決を、例えも交えて伝えていくマーケティングでした。
しかし現在は市場が拡大し競合も増え、お客様自身がAIも使って情報収集・比較をした上で問い合わせてくださる時代です。求められるのは、情報をつまびらかに開示し、競合と比較したときの本質的な違いを伝えていくマーケティングに変わっています。伊藤さんはこの役割の変化にしっかりと追いつき、施策を変え続けてくれました。
その結果、以前は比較サイト経由が8割だった集客が、現在は自社(公式サイト・展示会)経由が8割へと逆転しています。自ら情報を集めてアプローチしてくださるお客様は温度感や真剣度が高く、契約にもつながりやすい。記事にあるリード5倍は、単なる件数の増加ではなく、この質の転換を伴った成長だと感じています。
Q.トビラマーケティングに今後のぞむことを教えてください
今後も、この「変化への適応」を継続していただきたいです。
マーケティング技術やツールの更新スピードは凄まじく、伊藤さんも新しい技術・ツールを次々キャッチアップされています。一方でB2Bのマーケティングでは、技術・ツール選定における信頼性が重要です。
お客様が「この会社はどんな技術・ツールを使っているのか」を知ったときに、B2Bで一番大切な信頼を損なわないよう、私たちから「これは少しリスクがあります」とお伝えすることがあります。そのときも伊藤さんは拒絶することなく、「では次はこういうものではどうですか」と非常に適応的に対応し、ご自身をアップデートし続けてくれています。
私たちの依頼に対して、伊藤さん自身がより自分をアップデートしていってくれる姿勢を今後もぜひ期待していますし、伊藤さんならそれができると信じています。
AI時代さらなる集客手段を考える
ここまでミロクルカルテに対して、トビラマーケティングがどのような支援をしてきたかを詳しくまとめさせていただきました。ただ時代の流れがとんでもなく早い昨今、この成功に甘んじていてはすぐに取り残されてしまいます。
- AIからの推薦を得るにはどうすればいいか(LLMO対策)
- ClaudeCodeを活用してデータ分析基盤を整える
- ミロクルカルテの想いや考え方の発信
このようにまだまだやりたいことはたくさん残っています。これからもこの流れをより加速させるため、全力で支援を続けたいと思います。
トビラマーケティングではマーケティング相談を受け付けています
ここまで記事を読んでいただき、本当にありがとうございます。みなさんのマーケティングに少しでもお役にたてたのであれば、この記事を書いてよかったなと思います。
最後に少しだけ宣伝です。トビラマーケティングでは、ミロクルカルテさんのように共に走れる企業様を大募集しています。「トビラマーケティングにマーケティングの相談をしてみたいな」そう思った方は、下記ボタンから遠慮なくご相談ください。全力でお答えさせていただきます。
特にこんなお悩みをお持ちの企業の方は、トビラマーケティングと相性がいいと思います。
- マーケティング担当者が退職した
- 社長または営業部長がマーケティング業務を兼務していて手が回っていない
- ホームページをリニューアルしたが問い合わせが増えていない
- マーケティング実務をゴリゴリ回してくれる担当者がほしい
- 市場・顧客リサーチから施策の実行まで幅広くマーケティング支援してほしい
なおトビラマーケティングの伊藤は個人事業主のため、支援できる企業様には限りがあります。ミロクルカルテさんのような伴走支援はあと1社、コンサルでの支援はあと2社が限度です。もし迷われているのであれば、お早めにご相談ください。
| 支援メニュー | 内容 | 費用の目安 |
| 伴走支援(本記事のような支援) | マーケティング責任者として実務まで支援 | 月額30万円 |
| コンサル支援 | 戦略立案と助言がメイン。実務は社内で実行 | 月額10万円 |
相談の流れ
- 無料相談(60分)。現状の課題をヒアリング
- 現状分析と方針のご提案
- 契約後支援開始
※契約期間の縛りはありませんが、成果が見え始めるのは早くても3カ月、通常6カ月以上かかります。その旨も踏まえたうえでご検討いただければ幸いです。腰を据えて取り組んでいただける企業様からのご相談をお待ちしています。

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