情報をビジュアル化を意識するとプロジェクトが円滑に回るようになった

情報のビジュアル化

みなさんこんにちは。トビラマーケティングの伊藤です。今回は最近マーケティングプロジェクトを進める上で特に意識している「情報のビジュアル化」について記事を書きたいと思います。

私自身昔から絵がすごく下手で、ビジュアル化やデザインについても苦手意識がありました。しかし上級ウェブ解析士の資格を取る中でビジュアル化の重要性に気づきます。そしてビジュアル化を意識していくと、次第に案件の受注率も向上。プロジェクトも円滑に回るようになりました。

今回は実体験をもとに、情報のビジュアル化についてまとめていきます。

リュウジのアバター リュウジ トビラマーケティング代表

高単価商品専門Webマーケティングの『トビラマーケティング』代表。Webマーケティング戦略・SEO対策・Youtube運営支援など、Webマーケティングに関する幅広い知識と経験がある。ベネッセ・日本HPなど大手企業との取引も多数。ランサーオブザイヤー2022受賞

目次

情報のビジュアル化によってコミュニケーションが円滑になった

ここ半年くらいで情報のビジュアル化を意識し始めたのですが、体感レベルでコミュニケーションが円滑になったなと感じています。

  • 営業時により深い内容まで踏み込めるようになった
  • プロジェクトを進める上で質問される回数が少なくなった

こうした現状はビジュアルを使って、自分と他人の理解レベルを近くしていたことが要因だと考えています。

相手と頭の中を同じにするのはかなり難しい

かつての私は口頭・テキストベースで営業やプロジェクトを進めることが多かったです。私は話がわかりやすいと言われていたので、口頭・テキストで十分伝わるだろうと考えてしまっていました。しかし実際は、相手と頭の中を同じにするのはかなり難易度が高いです。

伊藤「まず3C分析をして、バリュープロポジションを考えます」

という言葉を発したとき、相手はどんなことを考えるでしょうか。言葉の意味を理解して円滑にコミュニケーションできる場合もありますが、こんなケースも考えられます。

相手「3C分析?バリュープロポジション?なんだっけ。でも伊藤さんが言っているなら間違いないか。」

という具合で言葉の意味を理解していなくても、話がそのまま進んでしまいます。そしていざ話が進んだ段階で、相手と会話がかみ合わなくなるということがよく起こります。それだけ相手と頭の中を同じにすることは難しいです。そして相手が理解していなくても話は進んでしまい、最終的に大きなズレになることがよく起こります。そしてそのズレが表面化せずに進んでしまうのが、恐ろしいところですね。

バリュープロポジション
3C分析・バリュープロポジションのビジュアル化

こんなズレもビジュアルで説明すれば、相手と理解レベルを同じにして進めることができます。このビジュアルを作る時間はほんの数分。ほんの数分の手間をかけるだけで、大きなトラブルが避けられます。

目の前の相手だけでなく決済者にも伝わりやすくなる

またビジュアル化の副次的な効果として、目の前の相手だけでなく、決済者にも伝わりやすいという点があります。これは主に営業や大きな予算がかかっているプロジェクトで該当します。特に決済者がこれまでの話に参加していない場合、テキストだけですべてを伝えることはかなり難しいです。

だからこそ提案書は内容も大切ですが、それ以上に見やすさが重要だと考えるようになりました。自分の考えていることを相手に理解してもらうためには、ビジュアルを活用してわかりやすく伝えることが大切です。

情報をビジュアル化する場面

私自身ビジュアル化のスキルはまだまだですが、ビジュアル化する回数は意識的に増やしています。どのような場面でビジュアル化をしているか、紹介していきます。

営業・提案資料

営業資料のビジュアル化

マーケティングの提案営業をする際、簡単なリサーチをして今後の戦略を提示します。そのリサーチの結果を提案資料にまとめて、プレゼンします。以前から提案資料は作っていましたが、テキストベースの内容がほとんどでした。

ここ半年はビジュアルでまとめて説明することで、案件の受注率も高くなっています。営業ではマーケティングが専門でない決済者がいることが多いので、わかりやすく伝えることが重要です。

フロー図の作成

定例MTGビジュアル化

お問い合わせフローやリード獲得後のフローなど、マーケティングプロジェクトではフロー図をよく使います。フロー図は流れを簡単に整理できるので、とても使いやすいですね。

受注時には嬉しい絵文字を入れるなど、ぱっと見でわかりやすくしている点もポイントです。テキストでも伝えられなくはないですが、ビジュアル化して伝えることで、コミュニケーションがより円滑になっていきます。

マーケティングプロジェクト

マーケティングプロジェクトを進める中では、専門用語が多数出てきます。もちろん自分は理解しているのですが、クライアントがすべて理解していることはまずありません。

マーケティングプロジェクトを進める上では、こちら側の意図を相手に正確に伝えることが重要です。意図が伝わっていないと、成果物でズレが生じてしまい、手戻りが発生してしまいます。定例MTGなどで理解をすり合わせながら進めることで、プロジェクトが円滑に進んでいきます。

ホームページの構成

ホームページ構成のビジュアル化

ホームページリニューアル時など、デザイナーさんに依頼するときも、できるかぎりビジュアル化をします。上の画像は私のホームページをリニューアルするときに、デザイナーさんに渡したワイヤーフレームです。

他社のホームページのスクショも使いながら、ビジュアル的なイメージを伝えています。またコメントで補足することで、相手もどんなホームページを作ればいいか理解しやすくなっています。

このワイヤーフレームや先ほど紹介したフロー図はCanvaで作ったのですが、Canvaのホワイトボード機能は本当に便利ですね。今後もうまく活用していきたいです。

情報共有の精度を高めてプロジェクトを回す

ここまで私がどのようにビジュアル化をしているか紹介してきました。正直ビジュアル化のレベルはまだまだなので、今後も積極的に学んでいこうと思っています。

トビラマーケティングではクライアントとの円滑なコミュニケーションを意識しながら、マーケティングプロジェクトを進めていきます。マーケティング戦略・施策の実行でお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

リュウジのアバター リュウジ トビラマーケティング代表

高単価商品専門Webマーケティングの『トビラマーケティング』代表。Webマーケティング戦略・SEO対策・広告運用など、Webマーケティングに関する幅広い知識と経験がある。ベネッセ・日本HPなど大手企業との取引も多数。ランサーオブザイヤー2022受賞

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